放流ポンプ槽で高水位警報がときどき発生する。ポンプAは作動音がするが水位低下が遅く、ポンプBは最近ほとんど運転していない。フロートには汚れが付着し、ポンプ停止後に槽内水位が少し戻ることもある。ポンプ槽の点検として最も適切なものはどれか。
難易度: 標準
解説
問題全体の補足
判別軸は、ポンプ槽をポンプ単体で見ず、実揚水、水位制御、交互運転・予備機、フロート、逆止弁・吐出経路、蓄積物、警報、安全を一体で点検することである。参照 —— JOK-MA-021では、ポンプ槽の水位、ポンプの実揚水、フロート・レベルスイッチ、交互運転・予備機、逆止弁・吐出経路、汚泥・夾雑物の蓄積、警報を関連付けて点検します。(→原水ポンプ槽・放流ポンプ槽(63)) 原水ポンプ槽では夾雑物・汚泥等がポンプ吸込部、配管、フロート、スクリーン等へ影響していないか、放流ポンプ槽では汚泥・スカム等の蓄積が機能へ影響していないかを確認します。(→原水ポンプ槽・放流ポンプ槽(68)) 高水位・満水・故障警報が出た場合は、警報を解除するだけで終えず、実揚水、水位検出、交互運転・予備機、吐出経路、電源・制御系を順に確認して原因を切り分けます。(→原水ポンプ槽・放流ポンプ槽(69)) 実施設では、適用される設置基準、認定・型式資料、施工要領、維持管理要領、制御盤仕様を確認します。(→原水ポンプ槽・放流ポンプ槽(62))
関連する用語・解説
項目を選ぶと、その物質・法令・分類の一覧や解説ページを開けます。解説付きの項目には解説記事があります。
関連問題
- 同じ分野: 浄化槽の点検・調整及び修理(保守点検) 活性汚泥方式の保守点検で、前回よりMLSSが上昇し、SVと沈殿槽の汚泥界面も増加傾向にある。一方、ばっ気槽中央のDOは1.2mg/Lで、直近は余剰汚泥の引抜量を減らしていた。活性汚泥槽の運転管理として最も適切なものはどれか。 →
- 同じ分野: 浄化槽の点検・調整及び修理(保守点検) 接触ばっ気槽で、左側は気泡と水流が強い一方、右側は気泡が弱く水流も乏しい。ブロワは運転しており、強い側で測ったDOは確保されているが、左右の空気配管・バルブ開度・散気管の状態は未確認である。散気状態と空気量の調整として最も適切なものはどれか。 →
- 同じ分野: 浄化槽の点検・調整及び修理(保守点検) 汚泥移送用のエアリフトポンプで、揚水管内には気泡が見えるが、移送先への汚泥移送量が前回より少ない。ブロワは運転しているが、エアリフト用空気弁、空気配管、揚水管内の閉塞、槽内水位、移送先水位は未確認である。エアリフトポンプの点検として最も適切なものはどれか。 →
- 同じ分野: 浄化槽の点検・調整及び修理(保守点検) 浄化槽の保守点検の法的位置づけと標準的な進め方に関する記述として、最も適切なものはどれか。 →
- 同じ分野: 浄化槽の点検・調整及び修理(保守点検) 保守点検で複数の測定・観察結果から処理状況を判断する方法として、最も適切なものはどれか。 →