保守点検で、原水ポンプ槽の水位が通常より高く、ポンプの運転音はするが後段への実際の移送量は確認できていない。一方、後段の単位装置では通常より低い水位が認められた。水位異常の診断として最も適切な対応はどれか。
難易度: 標準
最終更新日: 2026-07-08
解説
問題全体の補足
この問題の判別軸は、水位異常を一つの原因へ直結させず、水量収支と前後の水位差から異常位置を絞り、ポンプが実際に水を移送しているか、閉塞・逆流・漏水の所見があるかを組み合わせて判断することである。参照 —— 高水位は、流入側から入る水量に対して下流へ抜ける・移送する能力が不足しているときに生じ得る所見です。(→水位異常の診断(5)) したがって、ポンプ槽の高水位を診断するときはポンプ本体だけでなく、レベルスイッチ、制御、配管・吐出側、実際の揚水状況まで確認します。(→水位異常の診断(9)) 上流から下流へ前後水位と流れを追い、閉塞、逆流、移送不足等の位置を絞ります。(→水位異常の診断(23)) JOK-MA-009では、それらの情報を高水位・低水位という異常所見に結び付け、原因候補を系統的に切り分けます。(→水位異常の診断(30))
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