保守点検で、一次処理部のスカムが場所によって偏っており、底部堆積汚泥も前回より増えている。流出側では蓄積が目立つが、中央部では比較的少ない。スカム・堆積汚泥の測定と清掃時期判断として最も適切な対応はどれか。
難易度: 標準
最終更新日: 2026-07-08
解説
問題全体の補足
この問題の判別軸は、スカムと底部堆積汚泥を別々に測ること、測定位置と基準を型式に合わせること、一律の厚さ数値だけで清掃を決めないこと、保守点検による清掃時期判定と槽外引出しという清掃作業を区別することである。参照 —— スカム・堆積汚泥の測定は、単なる数値採取ではなく、貯留余裕、移流・流出への影響、後段処理への負荷、清掃の必要性を判断するための状態把握です。(→スカム・堆積汚泥の測定(2)) 汚泥厚と「水面等から汚泥界面までの距離」は同じ数値ではありません。測定値を記録するときは、何を基準にした距離・厚さか、測定位置とともに明確にします。(→スカム・堆積汚泥の測定(6)) 環境省の法定検査判定ガイドラインは、これらを槽別に評価するための資料です。その判定表をそのまま保守点検の全国一律固定手順や一律厚さ基準とは扱いません。(→スカム・堆積汚泥の測定(16)) JOK-MA-010では、スカム厚・堆積汚泥厚・汚泥界面をどのように把握し、槽別の意味と清掃時期判断へ結び付けるかを扱います。(→スカム・堆積汚泥の測定(26))
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