活性汚泥方式の保守点検で、前回より混合液が暗く見え、フロックが細かく分散気味で、静置時の沈降・上澄みとの分離も悪くなっている。一方、採水時の処理水には目立つ濁りが見られなかった。汚泥性状の評価として最も適切なものはどれか。
難易度: 標準
最終更新日: 2026-07-08
解説
問題全体の補足
判別軸は、色・沈降・フロック・処理水の各所見を単独の確定診断にせず、時間変化と運転条件を組み合わせて原因候補を絞ることである。参照 —— 環境省の浄化槽法定検査判定ガイドラインは、活性汚泥について、必要に応じ器具等を用いて性状や沈降性等を確認し、沈降性・分離性の不良、未生成、著しい量の増加等を処理機能への影響と関連付けて評価しています。(→汚泥性状の観察(2)) 臭気だけで腐敗や酸素不足等の原因を断定せず、発生場所、機器運転、汚泥状態、DO、清掃履歴等と合わせて確認します。(→汚泥性状の観察(9)) 現場で沈降のしかたを目視観察することと、所定条件で数値を算出する汚泥沈殿率の試験は区別します。(→汚泥性状の観察(13)) JOK-MA-011では、色、臭気、沈降・分離、フロック、腐敗・分散等の質的所見を組み合わせ、汚泥状態の変化を把握することを扱います。(→汚泥性状の観察(27))
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