浄化槽の機械室で、ブロワ運転中は低いうなり音が続き、放流ポンプが起動すると壁際の配管・支持部の振動が強くなる。ブロワの送風量とポンプの吐出は前回と大きく変わらないが、隣接室では断続的な騒音の訴えがある。機器の取付部、防振状態、配管と構造物の接触は未確認である。騒音・振動の診断として最も適切なものはどれか。
難易度: 標準
最終更新日: 2026-07-08
解説
問題全体の補足
判別軸は、騒音・振動を機器単体の問題と決め付けず、運転条件、実機能、据付・基礎・防振、配管・支持・構造物への伝播を分けて確認し、影響地点まで含めて対策効果を再確認すること。参照 —— JOK-MA-032の基本は、①発生機器と運転状態、②機器本体の異常、③据付・基礎・架台・固定、④配管・支持部・構造物への振動伝達、⑤周辺・近隣の影響地点を順に確認し、原因候補に対応した措置後に同じ条件で再確認することです。(→騒音・振動の診断と対策(2)) ブロワ、ポンプ、モータ等では、異常音・振動の有無だけでなく、送風量・吐出量・電流等の対象機器に応じた実機能を既存正典と維持管理要領書に沿って確認します。機器ごとの分解点検や部品診断は各機器正典へ委譲します。(→騒音・振動の診断と対策(5)) 配管や支持部の振動は、機器からの振動が伝わっている場合、配管自身の流体変動や支持条件が関係する場合、他設備から伝達される場合等があります。「配管が振動している」という所見だけで発生源を配管に固定しません。(→騒音・振動の診断と対策(8)) 対策後は、発生源側の機器が正常に機能することに加え、同じ運転条件・時間帯で騒音・振動がどう変化したかを確認します。周辺・近隣の影響が問題だった場合は、影響地点でも再確認して記録します。(→騒音・振動の診断と対策(15))
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