自動水質計測装置

最終更新日: 2026-08-26

自動水質計測装置とは

(1) 自動水質計測装置は、水質項目を連続または一定間隔で自動測定する装置です。pH・DOのような電極式計器だけでなく、COD、全窒素、全りん等を自動分析する装置もあります。

項目によって原理が違う

  • pH:ガラス電極等で電位差を測定する。
  • DO:電極式や光学式などで溶存酸素を測定する。
  • COD:酸化反応を利用する装置や、TOC・UV等との関係を用いる計測方式がある。
  • 全窒素・全りん:試料の前処理・分解・発色等を組み込んだ自動計測器が用いられる。

したがって「自動分析計はすべて同じ原理」で覚えないことが重要です。

維持管理で見るところ

  • 校正・標準液・手分析値との照合
  • 採水配管や試料採取装置の閉塞・汚れ
  • 電極、セル、光学部等の汚れ
  • 試薬の残量・期限・適正保管
  • ゼロ点・スパン等の異常
  • 故障時に異常値を実水質変化と誤認しないこと

連続測定は変化を追うのに有用ですが、装置異常や採水異常があれば測定値も信頼できません。

出典・参考

  • 環境省「窒素・りん自動計測器による水質汚濁負荷量測定方法マニュアル(改訂版)」

https://www.env.go.jp/water/heisa/tplc/manu_npami/index.html

※装置ごとの測定原理・校正方法・保守周期は、現行の公定法とメーカー取扱説明書を確認してください。

自動水質計測装置に関する問題