間欠定量移送装置

最終更新日: 2026-08-26

間欠定量移送装置

(1) 間欠定量移送装置は、槽内水を連続的に流すのではなく、一定量ずつ間欠的に後段へ移送する装置です。流入変動をならし、後段の処理へ極端な流量変動を与えにくくするために使われます。

何を調整しているか

装置では、1回あたりの移送量と移送周期を組み合わせて、時間当たり・日当たりの移送水量を調整します。

考え方としては、

1回の移送量 × 一定時間内の移送回数

で実際の移送量を確認します。ただし、作動原理や調整方法は型式によって異なるため、具体的な設定値は維持管理要領書を優先します。

保守点検で見るところ

  • 実際に間欠移送が行われているか
  • 1回あたり・一定時間あたりの移送量が適正か
  • 空気量やエアバルブ等の設定
  • 移送管・エア管・装置内部の閉塞
  • ユニオンや接続部の外れ・漏れ
  • 清掃・調整後に移送量が回復したか

移送量が不足する場合、単に設定を増やすだけでなく、閉塞や空気供給異常などを確認します。

試験のひっかけ

  • 「間欠」は不規則に移送するという意味ではなく、装置の周期・条件に従って断続的に移送する。
  • 流量調整槽そのものと、槽から水を移送する装置を混同しない。
  • 調整値は全機種共通ではない。機種固有の維持管理要領書を優先する。

出典・参考

  • ダイエー「FCW型 維持管理要領書」:間欠定量移送装置の清掃、エアバルブ調整、移送水量確認

https://www.daie-industry.co.jp/pdf/fcw/fcw_yoryo_ik_202406.pdf?=1

  • フジクリーン工業「維持管理要領書」

https://www.fujiclean.co.jp/material/Docs/maintenance/

間欠定量移送装置に関する問題