1988年JIS A 3302・合併処理対応

最終更新日: 2026-09-06

1988年JIS A 3302・合併処理への対応

JIS A 3302は、建築物の用途に応じて浄化槽の処理対象人員を算定する基準です。1988年改正版は、小型合併処理浄化槽が制度上一般化していく時期に合わせ、合併処理方式にも対応する処理対象人員算定基準として改正されました。

改正時点

(1) 日本規格協会の規格履歴では、JIS A 3302は1988年4月1日に改正されている。制定は1960年であり、1988年に初めて規格自体が作られたわけではない。

1988年改正の位置づけ

(2) 環境省の制度史資料では、1988年の建設省告示改正による50人以下の合併処理浄化槽の構造基準追加と並び、合併処理方式の浄化槽にも対応できるよう処理対象人員算定基準JIS A 3302が改正されたと整理されている。

何を決める規格か

(3) JIS A 3302は、建築物の用途等を基に浄化槽の処理対象人員(人槽)を算定する基準である。浄化槽のBOD処理性能や保守点検回数そのものを決める規格ではない。

後継版との区別

(4) JIS A 3302はその後2000年にも改正され、現行系統はJIS A 3302:2000として維持されている。1988年版の算定式や係数を現行値として固定せず、現行設計では現行規格・行政運用を確認する。

試験での見分け方

  • 1960年 → JIS A 3302制定。
  • 1988年4月1日 → 合併処理方式への対応を含む改正。
  • JIS A 3302 → 建築用途別の処理対象人員算定。
  • 建設省告示342号の構造基準、厚生省令17号の維持管理基準とは担当範囲が異なる。

出典・参考(2026-09-06確認)

1988年JIS A 3302・合併処理対応に関する問題