雨水利用設備

最終更新日: 2026-08-26

雨水利用設備

(1) 雨水利用は、屋根等に降った雨水を一時的に貯留し、水洗便所の洗浄水や散水など、飲用以外の用途に利用する仕組みです。

基本的な構成

雨水利用設備は、概念的に次の機能で構成されます。

  1. 屋根等から雨水を集める。
  2. ごみ・土砂等を必要に応じて除去する。
  3. 雨水を貯留槽にためる。
  4. ポンプ等で利用先へ送る。
  5. 便所洗浄、散水等に利用する。

降雨が多すぎるときの越流や、雨水が不足したときの補給方法も設備計画上の論点になります。

上水と混同しない

雨水利用水は上水道の飲料水と同じものではありません。用途と水質に応じた管理が必要で、上水系統との誤接続・逆流を防ぐことが重要です。

雨水利用には、水資源の有効利用だけでなく、雨水を一時貯留することによる下水道・河川への集中的な流出の抑制という側面もあります。

試験のひっかけ

  • 雨水利用は雨水をそのまま飲用する制度ではない。
  • 雨水浸透だけと雨水利用を混同しない。利用では貯留した水を用途へ使う。
  • 上水系統との誤接続防止を軽視しない。

出典・参考

  • 国土交通省「雨水の利用の推進に関する法律」

https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/mizukokudo_mizsei_tk1_000068.html

  • 国土交通省「雨水利用・排水再利用の推進」

https://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk7_000004.html

雨水利用設備に関する問題