雨水利用設備
雨水利用とは
(1) 雨水利用は、屋根等に降った雨水を集水・貯留し、水洗便所の洗浄水や散水など、飲用以外の用途に利用する仕組みです。
(2) 基本的な設備機能は、集水 → 必要に応じたごみ・土砂等の除去 → 貯留 → ポンプ等による送水 → 利用、という流れで整理できます。
(3) 降雨が貯留容量を超える場合の越流や、雨水が不足した場合の補給方法も設備計画上の論点になります。
上水との境界
(4) 雨水利用水は上水道の飲料水と同一ではなく、用途と水質に応じた管理を行います。
(5) 上水系統と雨水利用系統を誤接続したり、雨水利用水が上水側へ逆流したりしないよう、系統を適切に分離します。
雨水利用の効果
(6) 雨水を便所洗浄や散水等へ利用することは、水資源の有効利用につながります。
(7) 雨水を一時的に貯留する設備には、下水道・河川等への集中的な雨水流出を抑える側面もあります。
(8) 雨水利用は、雨水を地中へ浸透させることだけを指す概念ではありません。利用設備では、集めて貯留した水を用途へ使うことが中核です。
出典・参考
- 国土交通省「雨水の利用の推進に関する法律」
- https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/mizukokudo_mizsei_tk1_000068.html
- 国土交通省「雨水利用・排水再利用の推進」
- https://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk7_000004.html