形鋼とは
(1) 形鋼は、一定の断面形状をもつ鋼材です。工事問題では、名称と断面形状を対応させて識別できることが基本になります。
代表的な断面形状
- H形鋼:断面がH形。2枚のフランジをウェブでつないだ形で、柱・梁などに広く使われる。
- I形鋼:断面がI形。H形鋼と似るが、規格上は別の形鋼として扱われる。
- 溝形鋼:断面がコの字形に近い。
- 山形鋼:断面がL字形。等辺山形鋼と不等辺山形鋼などがある。
- T形鋼:断面がT字形。
規格記号との違い
SS400 や SM490 などは鋼材の規格・材質側の情報です。H形鋼・溝形鋼・山形鋼などは断面形状側の情報です。同じ形鋼でも異なる鋼材規格が使われることがあります。
試験のひっかけ
名称を文字の印象だけで覚えず、断面を頭の中で描けるようにします。特にH形鋼とI形鋼、溝形鋼と山形鋼を混同しないことが重要です。
出典・参考
- 国土交通省「3次元モデル成果物作成要領(案)」:形鋼の断面形状として等辺・不等辺山形鋼、I形鋼、溝形鋼、T形鋼、H形鋼等を整理
https://www.mlit.go.jp/kowan/content/001475838.pdf
- 国土交通省「参考資料1-1-3」:H形鋼、溝形鋼、山形鋼等の使用例
https://www.mlit.go.jp/common/001267606.pdf
※寸法・許容差・正式な形状定義は、対象となる現行JISを確認してください。