1970年廃棄物処理法・浄化槽維持管理分化

最終更新日: 2026-09-06

1970年廃棄物処理法・浄化槽維持管理分化

1970年(昭和45年)の廃棄物処理法制定は、浄化槽法制定前のし尿浄化槽管理を理解する重要な前史です。清掃法から制度を引き継ぎつつ、し尿浄化槽の維持管理を「保守点検」と「清掃」に分けて扱う体系が形成されました。

法律の位置付け

(1) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号)は1970年に制定され、清掃法に代わる廃棄物処理制度の基盤となった。

(2) 同法の施行規則では、従来の汚物取扱業者が担っていたし尿浄化槽の維持管理業務を、保守点検作業清掃作業に分けて扱う制度へ整理した。

(3) 保守点検については、し尿浄化槽清掃業者だけでなく、専門的知識・技能・相当の経験を有する設計・製造・施工業者等にも実施させる仕組みが設けられた。

(4) これは1983年の浄化槽法制定より前の制度であり、現在の浄化槽法第10条等を直接定めたものではない。浄化槽法制定時には、こうした廃棄物処理法下の維持管理制度が再編・継承された。

試験での見分け方

  • 1970年廃棄物処理法 → 浄化槽法以前の維持管理制度、保守点検と清掃の分化。
  • 1983年浄化槽法 → 国家資格、法定検査、保守点検・清掃等を浄化槽専用法で体系化。
  • 廃棄物処理法第137号と水質汚濁防止法第138号を取り違えない。

出典・参考(2026-09-06確認)

1970年廃棄物処理法・浄化槽維持管理分化に関する問題