放流水の透視度が低下し、処理水に汚泥片の流出も認めた場合の原因診断として、最も適切なものはどれか。
難易度: 標準
解説
問題全体の補足
汚泥流出・透視度低下では、症状を原因名へ置き換えず、出口から上流へ流出経路を追う。水量・水流、沈降性、汚泥界面、返送・引抜き、ばっ気・撹拌を切り分け、原因に対応した調整後に再確認する。—— 汚泥の流出・透視度の低下は、沈殿分離されたはずの固形物が後段・放流側へ出ている可能性を示す重要な所見です。流入水量・水流、沈降性、汚泥界面、返送・移送、ばっ気・撹拌等を確認し、結果だけで単一原因へ固定しません。(→異常の診断と対策(23)) JOK-MA-030では、放流水・処理水の透視度低下や汚泥片の流出を入口に、①流出がどこから始まっているか、②流入水量・水理、③沈降性、④汚泥界面、⑤返送・引抜きの実作動、⑥ばっ気・撹拌状態を順に照合して原因候補を絞ります。(→異常の診断と対策(24)) 放流側で汚泥を認めたら、消毒槽・放流ポンプ槽等だけを清掃して終えず、上流へ追って沈殿槽の越流、汚泥界面、水流、スカム・浮上物、返送状態を確認します。どの段階から固形物が持ち出されているかを切り分けます。(→異常の診断と対策(26)) 処置・調整後は、泡・スカム・浮上汚泥の量や位置だけでなく、DO、SV/SVI、汚泥界面、返送・移送の実作動、処理水質等の関連指標を再確認し、変更内容と結果を記録します。(→異常の診断と対策(22))
関連する用語・解説
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