放流用の水中ポンプで、モータの作動音はするが、以前より水位の低下が遅く、実吐出量も少ない。運転電流は通常時より高めだが、吸込部・羽根車・吐出配管の閉塞、全揚程、水位条件、絶縁状態、着脱装置の装着状態は未確認である。水中ポンプの点検として最も適切なものはどれか。
難易度: 標準
解説
問題全体の補足
判別軸は、水中ポンプを『音がする』『電流だけを見る』『停止操作だけで安全とみなす』『着脱寸法だけで互換とみなす』で判断せず、実吐出、電流、閉塞・揚程・水位、絶縁、安全、着脱装置をつないで診断し、処置後まで確認することである。参照 —— MA-025では、ポンプ本体の点検を「実吐出」「運転電流・保護状態」「絶縁状態」「閉塞・水位・揚程」「空運転防止」「着脱装置等の据付状態」をつないで判断します。ポンプ槽のフロート・交互運転・警報そのものは influent-effluent-pump-tank(MA-021)側、制御盤・タイマー・警報は control-panel-timer-alarm(MA-026)側の主題です。(→水中ポンプ(52)) 絶縁抵抗の測定条件・判定値・測定箇所を、全水中ポンプに共通する一つの値や手順として扱いません。機種資料、設備側の条件、点検記録と照合します。(→水中ポンプ(57)) 水位が最低運転水位を下回る、吸込側へ十分な液が来ない等の状態で運転を継続すると、空運転・空中運転に近づくおそれがあります。空運転を「吐出確認のため長く回してよい通常点検」とは扱いません。(→水中ポンプ(59)) 閉塞除去、据付是正、設定確認等の処置後は、実吐出、水位変化、異音・振動、保護装置の状態を再確認し、必要に応じて運転電流等も再確認します。(→水中ポンプ(62))
関連する用語・解説
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