浄化槽等におけるリン除去の基本原理について、最も適切な記述はどれか。
難易度: 標準
最終更新日: 2026-07-08
解説
問題全体の補足
JOK-OV-019では、リン除去を『ガス化ではない』『凝集で固形物化』『生物取り込み』『固液分離・汚泥引抜きで系外排出』の流れで理解する。—— 代表的なリン除去では、脱窒のようにリンをガス化して大気へ放出するのではなく、水中のリンを微生物や沈殿物・汚泥など固形物側へ移し、その固形物を処理系から分離・排出します。(→リン除去の基礎(1)) 凝集によるリン除去では、アルミニウム塩や鉄塩等の凝集剤を用いてリンを難溶性・粒子性の形へ移し、沈殿や固液分離によって水相から取り除きやすくします。凝集剤はリン元素を分解・消滅させるものではありません。(→リン除去の基礎(2)) 生物学的リン除去では、微生物によるリンの取り込みを利用し、リンを保持した余剰汚泥を引き抜くことで処理系からリンを除去します。微生物へ取り込ませるだけでは、最終的な系外排出にはなりません。(→リン除去の基礎(3)) 凝集沈殿でも生物学的取り込みでも、リンを保持した汚泥・沈殿物を適切に固液分離し、必要に応じて引き抜きます。固形物が処理水へ流出すれば、固形物に含まれるリンも放流水側へ移る可能性があります。(→リン除去の基礎(4))
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