管路の損失水頭とポンプ揚程に関する記述として、最も適切なものはどれか。
難易度: 標準
最終更新日: 2026-07-08
解説
問題全体の補足
損失水頭を『高低差』と混同せず、摩擦・局部抵抗、流量・管径との大小関係、ポンプ全揚程への加算までを一続きに判定する問題。根拠 —— 水頭は、水が持つ位置・圧力・流速に関係する機械的エネルギーを、単位重量当たりのエネルギーとして水柱の高さに相当する長さで表す考え方です。(→水頭・ベルヌーイの式・損失水頭(3)) 損失水頭は、水が管路や装置を流れる間に、摩擦・乱れ・局部抵抗等によって、流体の利用可能な機械的エネルギーが減少した分を水頭で表したものです。(→水頭・ベルヌーイの式・損失水頭(14)) 一般的な管路損失式では流速の二乗に関係する項を含むため、同じ管路条件なら流量・流速を大きくすると損失水頭も増える方向になります。(→水頭・ベルヌーイの式・損失水頭(18)) 同じ流量を流すなら管径を小さくするほど管内流速が大きくなり、一般に損失水頭は増える方向になります。(→水頭・ベルヌーイの式・損失水頭(19)) ポンプが必要とする全揚程を考えるときは、実際の高低差だけでなく管路の損失水頭も含めて評価します。(→水頭・ベルヌーイの式・損失水頭(21))
関連タグ・解説
タグをクリックすると、その物質・法令・分類の一覧や解説ページを開けます。解説付きのタグには解説記事があります。