1980年建設省告示1292号・新構造基準
昭和55年建設省告示第1292号は、1969年の告示1726号を廃止し、し尿浄化槽の構造基準を再編した告示です。現在も改正を重ねた1292号体系が構造方法の重要な参照元ですが、このページでは1980年時点の変更を扱います。
告示の位置付け
(1) 昭和55年7月14日建設省告示第1292号により、建築基準法施行令第32条に基づく新しいし尿浄化槽の構造基準が定められた。
(2) この告示により、昭和44年建設省告示第1726号は廃止され、1726号に基づくものは「旧構造基準」、1292号以降は「新構造基準」と区別される。
(3) 新構造基準では、従来の活性汚泥法・散水ろ床法に加え、回転板接触法、接触ばっ気法などの生物膜方式が構造基準へ追加された。
(4) 新構造基準に対応する維持管理・清掃基準は、1981年の廃棄物処理法施行規則改正で追随して整備された。
(5) 告示1292号は1988年の小型合併処理、1995年の高度処理、2000年の性能規定化等に伴い改正されており、1980年時点の内容を現行内容と同一視しない。
試験での見分け方
- 1726号 → 1969年の旧構造基準。
- 1292号 → 1980年からの新構造基準。
- 回転板接触法・接触ばっ気法の構造基準追加 → 1980年再編の代表点。
- 1981年厚生省令39号 → 新構造基準へ維持管理側を対応させた改正。
出典・参考(2026-09-06確認)
- 環境省「資料5 浄化槽に関する技術と維持管理の変遷」
- 告示1726号から1292号への移行、回転板接触法・接触ばっ気法の追加を確認。
- https://www.env.go.jp/council/former2013/03haiki/y039-18/mat05.pdf
- 環境省「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部改正について」(昭和56年6月22日 環整94号)
- 告示1292号が旧告示1726号を廃止し、新構造を指定した関係を確認。
- https://www.env.go.jp/hourei/11/000420.html
- 国土交通省「屎尿のみを処理する屎尿浄化槽に処理装置を付加し合併処理を行う場合の取扱いについて」
- 昭和55年7月14日建設省告示1292号の参照を確認。
- https://www.mlit.go.jp/notice/noticedata/sgml/102/81000174/81000174.html