活性汚泥法とは
(1) 活性汚泥法では、微生物を含む活性汚泥のフロックを混合液中に浮遊させて生物処理に利用します。
標準的な連続流の構成
(2) 標準的な連続流の活性汚泥法では、ばっ気槽の後段に沈殿槽を置いて活性汚泥を処理水から固液分離します。
(3) 沈殿槽で分離した活性汚泥の一部は、返送汚泥としてばっ気槽へ戻します。
(4) 系内で増加した活性汚泥の一部は、余剰汚泥として系外へ引き抜きます。
注意点
- 活性汚泥法と生物膜法の違いは、微生物を主として浮遊フロックとして保持するか、担体・接触材上の生物膜として保持するかという点で整理します。
- 回転円板を、接触ばっ気方式や生物膜法全体の代表構造として扱いません。
- 「ばっ気槽+沈殿槽」は標準的な連続流の代表構成ですが、膜分離活性汚泥法のように膜で固液分離する方式もあるため、全活性汚泥法の必須構造とは断定しません。
- BOD除去率、MLSS、SRTなどの具体値は処理方式・負荷・温度・型式等によって異なるため、方式を限定しない固定レンジをこの解説では置きません。
詳しい処理フロー、返送汚泥・余剰汚泥、MLSS、SRTの関係は activated-sludge-process を参照してください。
出典・参考
2026-08-30確認。
- 国土交通省「下水処理の概要」
- 国土交通省「MBRの一般評価が終了」
- 環境省「粗パーム油製造工場における排水対策ガイドライン」
- 環境省「浄化槽管理者への維持管理に関する指導・助言マニュアル(令和7年3月)」