1900年旧下水道法・土地清潔と下水排除

最終更新日: 2026-09-06

1900年旧下水道法・土地清潔と下水排除

1900年(明治33年)の旧下水道法は、コレラ等の水系伝染病や市街地の浸水への対応を背景に、日本の近代下水道制度を法制化した最初期の法律です。現行下水道法とは別の旧法として扱います。

法律の時点

(1) 下水道法(明治33年法律第32号)は1900年3月7日に公布された。

(2) 旧下水道法は、「土地の清潔を保持するため汚水雨水疎通の目的」を持つ制度として制定され、公衆衛生の確保と浸水防除を主な背景としていた。

(3) 当時の下水道は経済的合理性等から、雨水と汚水をあわせて排除する合流式が中心であった。

(4) 旧下水道法の主眼は土地の清潔、公衆衛生、下水排除であり、1970年以降のような公共用水域の水質保全を目的とする現在の下水道法体系とは段階が異なる。

(5) 旧下水道法は1958年の下水道法(昭和33年法律第79号)制定時に全面改正・廃止され、現行法体系へ移行した。

試験での見分け方

  • 明治33年法律32号 → 旧下水道法。
  • 土地の清潔、汚水・雨水の排除、公衆衛生・浸水防除 → 旧法の中心。
  • 昭和33年法律79号 → 現行下水道法体系。
  • 昭和45年改正 → 公共用水域の水質保全を目的へ追加。

出典・参考(2026-09-06確認)

1900年旧下水道法・土地清潔と下水排除に関する問題