1970年水質汚濁防止法・全国排水規制

最終更新日: 2026-09-06

1970年水質汚濁防止法・全国排水規制

1970年(昭和45年)の水質汚濁防止法制定は、1958年の水質二法による指定水域中心の規制を抜本的に改め、全国の公共用水域を対象とする排水規制体系へ移行した節目です。

法律の時点

(1) 水質汚濁防止法(昭和45年法律第138号)は1970年12月25日に公布され、1971年6月24日から施行された。

(2) 水質二法の指定水域方式を改め、全国の公共用水域を対象として排水規制を行う体系が整えられた。

(3) 全国一律の排水基準を設けるとともに、地域の水質保全上必要な場合には都道府県条例による上乗せ排水基準を設定できる制度とした。

(4) 排水基準違反に対する直接罰や、汚水等の処理方法等に対する改善命令など、規制の実効性を高める仕組みが整備された。

(5) 浄化槽との関係では、水質汚濁防止法上の特定施設となる一定の浄化槽や、上乗せ基準へ対応する建築基準法上の構造規制へ接続する。具体的な規模・地域条件は現行法令で確認する。

試験での見分け方

  • 1958年水質二法 → 指定水域方式。
  • 1970年法律138号 → 全国的な排水規制体系へ再編。
  • 上乗せ排水基準 → 都道府県条例で全国一律基準より厳しい基準を設ける仕組み。
  • 浄化槽すべてに同一条件で水濁法が適用されるわけではない。

出典・参考(2026-09-06確認)

1970年水質汚濁防止法・全国排水規制に関する問題