河川の自浄作用で起こる物理的・化学的な現象の説明として、最も適切なものはどれか。
難易度: 標準
最終更新日: 2026-07-08
解説
問題全体の補足
自浄作用では『水中濃度が下がること』『物質が別の場所・状態へ移ること』『物質が反応・分解されること』を分けて考える。物理作用は常に不可逆な浄化ではなく、沈殿物が巻き上がる場合もある。DOは再ばっ気による供給と生物分解等による消費の収支で読む。根拠 —— 自浄作用で水中濃度が低下しても、すべての過程で汚濁物質そのものが分解・消滅しているとは限りません。希釈や沈殿、吸着などでは、濃度低下や存在場所・存在状態の変化と、物質量そのものの消滅を区別します。(→水域の自浄作用(3)) 沈殿は水中から底質への移動、巻上げは底質から水中への移動という反対向きの現象として整理すると、物理作用と「物質の消滅」を混同しにくくなります。(→水域の自浄作用(11)) したがって河川のDOは、再ばっ気等による酸素供給と、生物分解等による酸素消費の収支で考えます。(→水域の自浄作用(28)) 硝化・脱窒のように酸化還元を含む反応でも、微生物が反応を担う場合は生物的・生物化学的作用でもあります。「酸化還元反応だからすべて純粋な化学的作用」と分類しません。(→水域の自浄作用(18))
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