浄化槽の使用開始初期における立上げ管理として、最も適切なものはどれか。
難易度: 標準
最終更新日: 2026-07-08
解説
問題全体の補足
立上げ期は、通常運転時の固定値に早く合わせること自体が目的ではない。使用開始前後の設備・流入条件と、生物膜・活性汚泥が成熟していく過程を分けて確認し、過剰調整を避ける。—— 環境省の維持管理ガイドラインでは、使用開始直前に、実施設と届出書類、周辺状況、槽内、流入汚水量、各装置の作動、管きょの流れ、臭気対策などを確認してから運転を開始する考え方が示されています。(→使用開始初期の立上げ(2)) 接触ばっ気方式では接触材上の生物膜が形成・安定し、活性汚泥方式では必要な活性汚泥量や微生物相が整っていきます。初期には、透視度、SS、DO、pH、循環量、汚泥量などが安定運転時と異なることがあります。(→使用開始初期の立上げ(4)) 原因を切り分ける前に、逆洗、汚泥引抜き、循環量・送気量を過剰に変更すると、成立途中の生物膜や活性汚泥を失うおそれがあります。処置は状態を確認して必要量に留めます。(→使用開始初期の立上げ(7))
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