1988年建設省告示342号・小型合併処理構造

最終更新日: 2026-09-06

1988年建設省告示第342号・小型合併処理浄化槽の構造基準

昭和63年建設省告示第342号は、昭和55年建設省告示第1292号を改正し、処理対象人員50人以下の小規模な合併処理浄化槽を一般の構造基準へ位置づけた改正です。小型合併処理浄化槽の普及を制度面で支えた重要な転換点として扱います。

公布・施行

(1) 昭和55年建設省告示第1292号の一部は、1988年(昭和63年)3月8日の建設省告示第342号により改正され、1988年4月1日から施行された。

何が追加されたか

(2) 改正では、処理対象人員50人以下の合併処理浄化槽について新たな構造基準を設け、小規模な建築物でも、し尿と生活雑排水を併せて処理する浄化槽を告示構造として扱える範囲を拡大した。

(3) この改正で追加された小型合併処理浄化槽の処理性能は、建設省の運用通知でBOD除去率90%以上かつ放流水BOD 20 ppm以下と整理された。

維持管理制度への波及

(4) 新しい構造基準で嫌気ろ床槽等が位置づけられたことを受け、同年の昭和63年厚生省令第17号では、保守点検・清掃の技術上の基準と保守点検回数の特例が追加・改正された。構造基準と維持管理基準を別文書として区別する。

試験での見分け方

  • 1988年建設省告示342号 → 50人以下の小型合併処理浄化槽の構造基準。
  • 1988年厚生省令17号 → 新構造に対応した保守点検・清掃・点検回数。
  • JIS A 3302-1988 → 処理対象人員算定基準の改正。
  • 「1988年に初めて合併処理浄化槽という概念自体が成立した」→ 誤り。1988年の要点は小型合併処理の構造基準追加である。

出典・参考(2026-09-06確認)

1988年建設省告示342号・小型合併処理構造に関する問題