塩化物イオンをし尿混入・希釈等の参考指標として用いるときの考え方として、最も適切なものはどれか。
難易度: 応用
最終更新日: 2026-07-08
解説
問題全体の補足
塩化物イオンは保存性を利用する混入・希釈の参考指標だが、別の塩化物源や水源条件を考慮し、単独で流入源や生物処理性能を確定しない。—— 塩化物イオンは、水中で分解・沈殿しにくく通常の生物処理でも大きく変化しにくい性質を利用して、し尿・排水の混入や水による希釈の手掛かりとして読む指標です。ただし、海水、地下水・井水、原水中の塩分、薬品等でも濃度が変わるため、単一測定値だけで流入源や処理性能を断定しません。(→塩化物イオン(1)) 塩化物イオンは保存性の高い成分です。通常の生物処理で「微生物が塩化物イオンを分解して除去する」ことを前提にはしません。(→塩化物イオン(2)) 海水や海塩、地下水・井水、温泉等の自然由来に加え、工場排水、塩類を含む薬品等でも塩化物イオンは増減し得ます。地域・水源・使用薬品が異なる施設間の生値をそのまま比較しません。(→塩化物イオン(4))
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