同じ1日基準の代表値として、流入水量100m³/日・流入BOD250mg/L、放流水量100m³/日・放流BOD20mg/Lが得られた。流入BOD負荷量、放流BOD負荷量、1日当たりのBOD除去量の組合せとして最も適切なものはどれか。
難易度: 標準
最終更新日: 2026-07-08
解説
問題全体の補足
JOK-WQ-027では、濃度だけでなく対応する流量を組み合わせ、単位を追って質量/時間へ換算する。流入・流出負荷量をそれぞれ求め、その差を除去量として扱い、除去率(%)とは区別する。—— WQ-027では、濃度だけを「1日に入る量」とみなさず、濃度と対応する流量を同じ時間基準で組み合わせて質量/時間へ換算する。流入・流出それぞれの負荷量を求めれば、比較可能な系境界では両者の差から除去量を求められる。容積負荷やBOD-MLSS負荷のように、さらに槽容積や汚泥量で規格化した量とは区別する。(→汚濁負荷量(9)) 濃度 C [mg/L] と流量 Q [m³/日] から負荷量 L [kg/日] を求める基本式は L = C × Q × 10^-3 である。環境省の化学的酸素要求量に係る汚濁負荷量の測定方法でも、CODについて同じ単位系で L=C・Q×10^-3 が示されている。(→汚濁負荷量(11)) 同じ1日基準で比較できる流入負荷量と流出負荷量が25 kg/日と2.0 kg/日なら、1日当たりのBOD除去量は 25 - 2.0 = 23 kg-BOD/日 である。除去量は質量/時間で表し、濃度差だけでは求めない。(→汚濁負荷量(14)) 除去量と除去率は別の量である。上の例では除去量は23 kg-BOD/日であり、負荷量基準の除去率は (25 - 2.0) ÷ 25 × 100 = 92% となる。92%を92 kg/日と読み替えない。(→汚濁負荷量(15))
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